医療法人宏心会 横田歯科医院

ブログ

お口の臭い、舌の汚れが原因かも‼️ 〜あなたの舌は白くない?〜

2024.02.24

コロナウイルスに続き、インフルエンザが流行っています。マスク生活が長引いていますね。

マスクをしていると自分の呼気をダイレクトに感じますよね😷

それで口臭が気になる方が増えています。その口臭の原因はもしかしたら、舌の汚れかもしれません( °_° )

 

舌に付いた汚れのことを舌苔(ぜったい)と言います。

舌苔とは、舌の表面に白色や黄色の苔状のもののことを言い、舌にある味蕾(みらい)という細かい突起物の隙間に細菌や食べカス・口腔内の粘膜が剥がれたものなどが付着したものです。

歯垢と同じように舌苔も細菌の塊なのです。

なんと口臭の原因の6割を占めています🫢

舌苔が厚くなると、口臭がひどくなったり、口腔内の細菌数も増加するため誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高くなります😖

また、味蕾には味覚を感じるセンサーが存在するため、舌の表面を舌苔に覆われてしまうと、飲食物の味が感じにくくなる可能性があります。

舌苔は主に抗生物質の長期服用後や、全身疾患の部分的な症状として見られるますが、健康な場合でも口腔内が不潔だと舌苔が付着します( ⋅́ ̯⋅̀)
また、口が乾燥している人は舌苔が増えやすいです。(普段は鼻呼吸でもマスクをすると苦しくて口呼吸をするケースもあります。)

 

舌苔が付着しやすい人の特徴
①間食することが多い
②食後に歯磨きをしない
③寝る前の歯磨きをさぼり気味(口腔内が不潔)
④口呼吸やお口ポカン(口腔内が乾燥)
⑤過度なストレスが続く
⑥会話をすることが少ない(唾液の分泌量少なくなり口腔内が乾燥)
⑦舌の運動が活発でない(動きが不十分)
⑧喫煙習慣がある

 

舌苔が付着しやすいところ
舌の中央から後方にかけての奥の部分に舌苔が付着しやすくなっています👅

舌根(舌の付け根に近い奥の部分)は唾液で洗い流されず、舌の運動時に上あごとこすれることが少ないため、細菌が増殖しやすいです🦠

多くの場合、舌苔は舌の後方部からつきはじめ、時間が経つにつれて奥から前のほうに増えてくると考えられています。
舌苔が付着しているかどうかは、舌を前に出して舌の奥の部分を手鏡で確認しましょう👀✨


舌磨きの手順
①舌苔の付着部位の確認
②舌を磨く

 ※舌ブラシを動かす時は舌を3〜4分割にし、奥から手前の一方向で戻らないようにしてください⚠︎ 
③舌ブラシの汚れを落とす
④②と③を3〜5回繰り返す
⑤うがい
最後うがいをする際には洗口剤を使用しましょう。

 

多くの方は歯磨きの重要性を認識されており、毎食後、丁寧に磨くことが習慣になっていると思います。

しかし、舌苔が付いたままの状態では、せっかく歯を磨いても、歯磨きの最中に舌の細菌が歯の表面に付いてしまうリスクがあります💦

なので、適切なケアをすることがとても重要です!!

 

舌磨きのタイミング
舌磨きは1日1回を目安に、就寝中は口腔内が乾燥して細菌が繁殖しやす炒め起床時の口腔内は清潔な状態ではありません。

なので、朝の歯磨き前に行うことが望ましいです。
舌磨きに時間をかける必要はありません!

何回も磨くと舌の表面を傷つけることがあるので注意しましょう⚠️

また、舌苔は1回で除去できるものではないので、コツコツ続けることが大切です✨
舌を磨く際に嘔吐反射が出やすい人は、鼻呼吸を意識すると少し楽になります。無理のない範囲で磨きましょう!


口臭や舌苔が気になる方は舌のケアについてアドバイスさせていただきますのでお気軽にご相談ください💁‍♀️✨

TOPへ戻る