医療法人宏心会 横田歯科医院

訪問歯科診療

ご家族でこのようなお悩みは

ありませんか?

ご家族でこのようなお悩みはありませんか?横田歯科医院では、寝たきりの方、病気や障害などによってお1人での通院が難しい方、病院に入院されている方などを対象にした訪問歯科診療を行っております。
専用の機器をお持ちし、院内と変わらない治療を行うことができますので、対象となる方はお気軽にご利用ください。

  • 寝たきりでお口の清掃状態が良くない
  • 家族による口腔ケアしかできていない
  • 定期的なプロの口腔ケアを受けさせたい
  • 虫歯や歯周病の症状がある
  • 入れ歯を作りたい入れ歯が合わない・壊れた
  • 食べ物をうまく噛めない・飲み込めない
  • 食べるのに時間がかかる・よくこぼす
  • 入院中だがお口の健康が気になる
  • 食欲の低下

噛む・飲み込む力が
低下していないか

セルフチェックしましょう

噛む(咀嚼)、飲み込む(嚥下)の機能が低下すると、必要な量を食べられない、食べたい気持ちがあるのに食べられないといったことから、心身の健康を害する恐れがあります。また、誤嚥性肺炎のリスクも高くなります。
セルフチェックによって、咀嚼・嚥下の機能が低下していないかを確認してみてください。

  • 痰がよく絡む
  • 咳払いが増えた
  • 就寝中に咳が出る
  • 唾液が口から垂れる
  • 食べ物が喉に詰まる、飲み物を飲み込みにくい
  • 食事中にむせる、食べ物をこぼす
  • 食事に極端に時間がかかる
  • 食べ物・飲み物が鼻に流れる
  • 声の質が変わったようだ
  • 飲み込みに余分な力が必要
0~1個 咀嚼・嚥下の機能はほぼ正常です
2~4個 咀嚼・嚥下の機能がやや低下しています
5~7個 咀嚼・嚥下の機能が低下し、誤嚥のリスクが高くなっています
8~10個 咀嚼・嚥下の機能が大きく低下し、いつ誤嚥を起こすか分かりません

訪問歯科診療とは

訪問歯科診療とは訪問歯科診療とは、病気や障害などによってお一人での通院が困難な方を対象とする訪問診療の1つです。
歯科医師・歯科衛生士がご自宅や入院先、ご入居されている施設などに出向き、治療・予防を行います。
訪問歯科専用の設備をお持ちするため、虫歯や歯周病の治療はもちろん、入れ歯の作製・調整・修理、抜歯、口腔ケア、嚥下・咀嚼訓練指導など、院内とほぼ変わらない治療が受けられます。

訪問歯科診療を利用できる人

訪問歯科診療は、誰でも利用できるものではありません。必要とされる方が正しく訪問歯科診療を受けられるよう、ご理解・ご協力をお願いします。
ご自身、あるいはご家族が訪問歯科診療の対象となるかどうか分からないという場合には、お気軽に当院にお問合せください。

利用可能な方
  • 寝たきりの方
  • 病気や障害によってお1人での通院が難しい方
  • 入院されている方
  • 横田歯科医院を中心とした半径16㎞以内の方
利用不可な方
  • 他の医療機関に通院している方
  • 面倒である、待ち時間が嫌といった理由の方
  • 車いすを使えば通院できる方

「1人でもなんとか通院できる」という場合であっても、通院する最中に転倒のおそれがある、まわりの人の助けが必要といった場合には、訪問歯科診療の対象となります。
一方で、お1人での通院に不安がないという方は、訪問歯科診療を受けることができません。予めご了承ください。

口腔内の細菌は健康に

大きく影響する!?
訪問歯科診療の必要性とは?

訪問歯科診療の必要性とは?虫歯や歯周病の予防や早期発見・早期治療は、歯の寿命を守ることとなり、全身の健康維持にも貢献することは、多くの方がご存じです。
歯を失うと入れ歯などの治療が必要となるだけでなく、噛む力が低下し、栄養のあるものが食べられない・好きなものが食べられないといったことで、身体、そしてこころの健康へと悪影響を及ぼします。
また、噛む力、飲み込む機能は、使わなければますます低下していきます。すると、食べ物が誤って気管へと入ってしまう「誤嚥」が起こります。そして、細菌が付着した食べ物を誤嚥した場合には、命の危険をはらむ「誤嚥性肺炎」を起こすことがあります。
病気や障害によって通院が難しく、長く歯科を受診していない方は、嚥下・咀嚼の機能が低下していながら適切なケアができていないことが多くなります。そういった方は、口腔ケアも不十分である割合が高く、全身・口腔の両方が危険にさらされている状態と言えます。
訪問歯科診療では、虫歯や歯周病の治療、入れ歯治療などに加えて、嚥下・咀嚼の機能を維持・向上するための嚥下・咀嚼訓練指導や定期的な口腔ケアも行います。口腔の健康、そして全身の健康を守るため、お1人での通院が難しい方はぜひ、訪問歯科診療をご利用ください。

歯周病菌が全身にあたえる
影響のメカニズム

歯周病菌が体内に侵入するケースでは、口腔を経由するパターンと、血管を経由するパターンに分けられます。
口腔を経由する場合には、細菌自体が他の臓器へと感染します(歯性感染症)。
一方で血管を経由する場合には、歯周組織で作りだされた炎症物質や過剰活性化した白血球が血管を介して他の臓器に感染し、さまざまな悪影響を及ぼします。

口腔内ケアによる効果
  • 虫歯、歯周病予防
  • 口臭改善、予防
  • 歯茎の腫れ、出血の予防
  • 口腔内の感染の予防
  • お口まわりの筋力の維持・向上
  • 誤嚥(誤嚥性肺炎)の予防
  • 口腔マッサージによる認知機能の向上
  • 痂疲(かひ)の予防

訪問歯科診療の診療内容

歯科医師・歯科衛生士が専用の設備をお持ちしての診療となります。
虫歯や歯周病の治療・予防だけでなく、歯科医院で行われる一通りの治療・予防が受けられます。

治療
  • 虫歯
  • 歯周病
  • 抜歯
  • 根管治療
  • マウスピース治療
  • 歯冠(歯の詰め物・被せ物)
  • 入れ歯(相談・作製・調整・修理)
  • 義歯(新製・調整・修理)
  • など
検査・相談
  • 歯周病の検査
  • 入れ歯(相談・作製・調整・修理)
  • 口腔ケア
  • 嚥下リハビリテーションなど
虫歯・歯周病治療

虫歯部分を削って詰め物・被せ物を取り付ける虫歯治療、歯周基本治療が受けられます。
歯の痛み、歯茎の出血・腫れ、歯のぐらつきなどがございましたら、お早目にご連絡ください。
なお虫歯治療では、セラミックなどの自費の材料も使用できます。

入れ歯
(相談・作製・調整・修理)
入れ歯(相談・作製・調整・修理)院内での治療と同様に、型取りをして、入れ歯を作製します。もちろん、調整や修理も可能です。
入れ歯を長く使うため、また残っている歯の健康を守るため、定期的にメインテナンスを受けましょう。
保険の入れ歯だけでなく、自費の入れ歯にも対応します。
口腔ケア・肺炎予防

口腔の清掃、口腔の機能の回復を目指した口腔ケアを行います。磨き残したプラーク、セルフケアでは除去できない歯石は、定期的に取り除いてもらう必要があります。
お口をきれいにしておくことで細菌の数をコントロールすれば、肺炎(誤嚥性肺炎)の予防にもつながります。

嚥下リハビリテーション

口から食道、胃へと食べ物・飲み物を送り出すことを「嚥下」と言います。この機能が低下すると、食べ物をこぼしたり、むせたりすることが多くなります。また、細菌が付着した食べ物が誤って気管に入ることで誤嚥性肺炎を起こすこともあります。
お口まわりの筋肉のトレーニングをしたり、唾液の分泌を促すマッサージを行うことで、スムーズに食べ物が送り出せるようにします。

訪問歯科診療で使用する設備
訪問診療用ユニット:(かれん)EX
ご自宅などでも歯科医院と同等の治療を行うことができる、ポータブルユニットです。
開くとすぐに使える仕様になっています。
後片付けにも時間がかかりません。
コードレスタイプですので、場所を選ばずに使用できます。
ポータブルレントゲン:DQDインスタントフィルム
往診用のレントゲンです。その場で現像も可能です。
VE(嚥下内視鏡検査:PENTAXファイバースコープ)
内視鏡を使用して鼻~のどへ挿入し、嚥下の状態を観察・評価します。

嚥下内視鏡(VE)検査を導入しました

嚥下内視鏡検査(VE)とは?

嚥下内視鏡検査(VE)とは?ファイバースコープという内視鏡を鼻腔(鼻の穴)から咽頭(のど)まで挿入し、唾液や痰の貯留、食物の嚥下までの働き、嚥下後の状態を観察・評価します。咽頭内の食物の残留、気管への流入などを観察することで、誤嚥のリスク、食形態の検討をし、歯科医師・歯科衛生士による食事に必要な口の機能に対してのリハビリテーションを行うことが可能です。
嚥下内視鏡検査の対象の方
  • 食事中にむせるようになった
  • 体重が減ってきた
  • 食事量が減ってきた
  • 食べられない食物が増えてきた
  • 食後がらがら声になる
  • 誤嚥性肺炎により入院されたことがある方
  • 発熱を繰り返している等の症状がある方は内視鏡での検査をお勧めします

検査方法

ファイバースコープは持ち運びが可能ですので、入居されている施設や病院での検査が可能です。
また寝たきりの方の場合、ペットでの検査も可能です。

検査後の治療について

誤嚥や不顕性誤嚥(むせ、咳が生じない誤嚥)が観察された場合、誤嚥のリスクが最小限に抑えられるような食形態、姿勢、嚥下訓練を行う事で誤嚥性肺炎の予防、経口摂取を維持することにより免疫力向上を目指します。

当院の訪問歯科

診療時間・訪問歯科エリア

訪問歯科診療に対応している時間、対象エリアをご紹介します。
ご不明の点がございましたら、お気軽にお問合せください。

診療時間 月~金 09:00~17:00
休診日 日曜日・祝日・夏季休暇・年末年始
お問合せ 06-6762-5010

※場合によっては日時がご希望に添えない可能性がございます。予めご了承ください。

主な訪問エリア

対象エリア
  • 横田歯科医院を中心とした半径16㎞以内の方
※場所によりご相談させていただく場合もございますので、予めご了承ください。

 ※医院から半径16キロ圏外の患者さま、自力で通うことができる患者さまはお申込いただくことができませんので予めご了承ください。

大阪市

訪問歯科診療の費用について

訪問歯科診療は、健康保険・介護保険が適用されます。そして患者様の自己負担割合に応じて治療費が決まります。またもちろん、ご希望があれば、自費診療を行うことも可能です。
つまり「治療費」については、歯科医院で治療を受けるときと変わりません。

治療費に加えて、
歯科訪問診療費などが必要

ただ、訪問歯科診療の場合は、これに「歯科訪問診療費」といった特別な料金が加算されます。そのため、歯科医院で行う治療よりも、お支払いの金額は高くなります。要介護認定を受けている方の場合、治療費に加えて必要になる金額は、1,500円程度が目安となります。
あくまで目安であり一概には言い切れませんが、訪問歯科診療を利用する場合には、「(普段の)治療費+1,500円くらい」とお考えいただければと思います。

健康保険の適用外となる場合

訪問歯科診療の場合、歯科医院から訪問先(診療する場所)までの距離が半径16㎞以内であれば保険が適用されます。反対に、半径16㎞以上離れている場所を訪問する場合には、その治療内容にかかわらず、保険適用外となります。
ただし、以下のような理由があれば、16㎞以上離れていても保険適用となることがあります。

  • 近くに訪問診療に対応している歯科医院がない
  • 近くに訪問診療に対応している歯科医院があるが、時間等の都合が合わず利用できない

当院から16㎞以上離れている地点にお住まいの方も、上記のいずれかに該当する場合には、保険診療として訪問歯科診療を利用できることがあります。お気軽にお問合せください。

自費診療の場合

訪問歯科診療は原則保険診療ですが、ご希望であれば自費診療にも対応します。
また自費診療についても、歯科医院で行う治療と同等の治療ができるご用意がありますので、どうぞご安心ください。

    • 後期高齢者の方

  • 75歳以上の方
  • 65歳以上で広域連合から障害認定を受けた方
定率2割自己負担
※現役並所得者の方は3割自己負担
前期高齢者の方
(65歳から74歳の方)
  • 65歳から69歳までの方はお持ちの保険証に準じて自己負担
  • 定率2割自己負担
  • (定率3割自己負担あり)
障害者・生活保護の方 各市町村の減免と同じ取り扱いです
一般の方 一般の医療保険の自己負担と同じ取り扱いです

※高額医療費の自己負担限度額を超えた場合は還付されます。
※ただし、他の医療機関に通院されている場合は、保険での訪問診療の対象外になります。
※保険の治療は保健適用となりますが、院内で同じ内容の治療をした場合よりも若干高くなります。

注意事項
  • 交通費・お礼等は一切必要ありません。
  • 料金・治療期間などはお口の状態によって異なります。
  • お支払い方法は、月末に請求書を発行させて頂き、施設の方が徴収いたします。
  • ご不安な方はお伺いする歯科医師にお気軽にお尋ね下さい

訪問歯科診療のご検討の方は
まずはご相談ください

訪問歯科診療のご検討の方はまずはご相談ください訪問歯科診療そのものをご存じない方、またご存じであってもなんとなくハードルが高くて利用できないでいる方は、まだまだたくさんいらっしゃるようです。
しかし、歯科を含む医療はすべての方が平等に利用できる状態であってほしい、またそうあるべきだと当院は考えます。
身体の健康を考えるのと同じように、お口の健康のことも大切にして、いつまでもお元気でお過ごしいただくべく、当院では訪問歯間診療を積極的に行っています。

高齢者にとって歯のケアは
非常に重要です

長く自分の歯を使える人が増えてきましたが、年齢を重ねるにつれてやはりお口は少しずつ弱っていきます。
唾液の分泌量の減少、お口まわりの筋肉の衰えなど、さまざまな要因が重なることで、機能が低下していくのです。
そういったご高齢の方ほど、歯のケアは大切です。

病気を予防するため

虫歯や歯周病が進行すると、口腔内の細菌が増えます。
歯周病と糖尿病の関係に代表されるように、口腔の健康は身体の健康と密接に関わっています。口腔の健康を守ることが、身体の健康を守ることにもつながるのです。
また、しっかりと噛むことは、脳への刺激となり、認知症の予防や進行の抑制にも役立ちます。

誤嚥性肺炎を予防するため

咀嚼・嚥下機能が低下すると、食べ物が誤って気管に入ってしまう「誤嚥」が起こりやすくなります。そして、細菌が付着した食べ物を誤嚥することで起こるのが、「誤嚥性肺炎」です。特にご高齢の方の肺炎は、命を危険にさらす病気と言えます。日本の死因リスクの割合を多く占めています。
訪問歯科診療で口腔ケア、咀嚼・嚥下のトレーニングを受けることで、誤嚥および誤嚥性肺炎を予防しましょう。

QOL(生活の質)の向上のために

健康な歯とお口で美味しいもの・栄養のあるものを食べられること、人と楽しく会話を楽しめることは、QOLの向上に役立ちます。
身体の健康だけでなく、こころの健康も取り戻し、毎日を明るく過ごしていただくためには、必要とする歯科治療をしっかりと受けることが大切です。

各種
高齢者施設・病院の方へ
無料検診を実施しています

横田歯科医院では、各種高齢者施設に入居されている方、病院に入院されている方を対象に、無料の口腔検診を行っております。
介護を受けている方の多くは、口腔内に問題を抱えているという現実があります。口腔の病気の放置は、誤嚥性肺炎などの命にかかわる病気、栄養不足などへとつながってしまう危険をはらんでいます。
心身の健康を取り戻すため、向上させていくため、ぜひ当院の無料検診をご利用ください。

お口の健康診断

  • 歯科医師が、虫歯の有無、歯茎・入れ歯の状態チェックなどを行います。
  • お口の健康状態を総合的に判断し、治療・予防のアドバイスをいたします。
  • ブラッシング指導、入れ歯のお手入れ指導も行います。

訪問歯科診療のよくあるご質問

訪問歯科診療を利用するためには、どうすればいいですか?

当院にお問合せいただければ、手続きのご案内をいたします。
その他、担当のケアマネジャーさん、地域包括支援センター、市町村の保健センターなどに相談することでも、訪問歯科診療をご利用いただけます。

どういった方法で診療するのでしょうか?

歯科医師・歯科衛生士が、専用の機器を持参し、ご自宅・ご入居先の施設・ご入院先の病院などで診療をいたします。
歯科医院で行うのと同等の治療が受けられます。

1回あたりの診療時間はどれくらいですか?

診療の内容によって異なりますが初回は30分程度でお口全体の検査して、治療計画をご提案します。
患者様のご負担のない範囲で治療を進めていきます。お時間は30分前後が目安です。 その後は30~40分くらいを目安とお考えいただければと思います。

夜遅くの利用は可能でしょうか?

原則として、診療時間内の対応となります。
当院の場合ですと、月~土の9:00~13:00/14:00~20:00(※土曜日は17:00まで)対応となります。
20時以降の診療をご希望の方は、一度ご連絡ください。

寝たきり、認知症でも利用できますか?

寝たきりの方の診療は可能です。また認知症の方も、制限は生じますが診療が可能です。
訪問歯科診療を必要とされている場合には、お気軽にお問合せください。

入院中、施設に入居中でも利用できますか?

はい、可能です。入院先の病院、入居先の施設と連携を取り、訪問歯科診療を行います。

どのような治療が受けられますか?

虫歯や歯周病治療、抜歯、入れ歯治療(作製・調整・修理)、定期的な口腔ケア、嚥下リハビリテーションなど、歯科医院で行う治療の一通りが受けられます。

訪問歯科診療は保険が適用されますか?

はい、原則保険診療にて行います。
患者様のご希望がございましたら、自費診療を行うことも可能です。

生活保護を受けています。訪問歯科診療を利用できるのでしょうか?

はい、生活保護世帯の方は、無料で訪問歯科診療をご利用いただけます。
安心してご相談ください。

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